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それはある日突然に

2012年5月20日(日)あぁ、もう2時半(昼)まわっちゃったよという時、
Teaの呼吸は止まってしまいました。

それはあまりに突然のことでしたが、
不幸中の幸いで、その時私達は動物病院の待ち合い室にいました。

診察後に受付の前でTeaを抱いて座ってお薬を待っていた時のことです。
少しぐずっていたので体の向きを変えた直後のこと、顔を見たら左目が変。
ねねに何か変じゃない? と聞いたら、顔が狐みたいだと。

鼓動はある。でも口の間からチロッと出ている舌が真白になっていました。
そしてねねが「あっ、ウ○チしてる!」と。

ちょうど受付に看護士さんが出ていらしたので、Teaの様子が変なんですと見せたら、
さっと抱き取って診療室に連れていかれました。

どれくらい経っていたのかは分かりません。先程の看護士さんに呼ばれて初めて診療室へ入りました。
Teaは一番奥の診療台に横たわり、既に口から2本挿管されていました。

「ここに入った時は、もう呼吸が止まっていました。
 今は機械で呼吸しています。自発呼吸がもどらなければ機械をはずせません。
 声は聞こえているはずなので、名前を呼んであげて下さい。」

ねねと二人、名前を呼びながら、思いつく限りTeaの好きなものを言い続けました。
根性無しの私は泣きながら鼻水すすりながら。

あっしっぽが動いた! 微かだけど瞬きした? 鼻がヒクヒクしてる!
でも自発呼吸を示すメーターが振れません。

「いつもどっち向きで寝てますか?」
「うつぶせです。」
「ああ、うつぶせにすると脈がとれないんですよね。」

名前を呼びながら、もしも先生に、もうこれ以上は…と言われたらどうしようかと、そんな事も考えました。

どれくらいそうしていたか分かりませんが、少し脈が振れはじめ、
先生が「普通はこの辺で立ち上がるんですが、Teaちゃんの場合は起き上がれないから。
やっぱりうつぶせにしてみましょう」と体をあげてうつぶせにしかけた途端、
パッチリと目を開けて、先生に「あぁ待ってTeaちゃん」と言われながら、
自ら管をゲロゲロと口から出してしまいました。

(途中から気づいていたのに、このまま寝とけって思ってたんじゃないか疑惑、浮上。)

急変の様子から、脳卒中によるショックだったのではないかと。
でもTeaの場合手足は前から麻痺しているのではっきりとは分かりません。
顔はありがたいことに元にもどりました。

原因はストレスのオンパレードだったのだと思います。

土曜日にお風呂に入れたこと。
日曜日病院に行くため苦手な車に乗せたものの、3時間待ちのため一度帰宅。
午後車が無かったのでカートに揺られて病院へ。

いつもは自宅で採尿していくのに、今回はより正確にと病院で採尿(導入)。
詳しい血液検査も。

耐えられる限界越えてたんだよね。

もし、私達が病院を出てしまってからのことだったら、気づくのも遅れ、
病院に引き返していても、手遅れだったでしょう。
そうなっていたら、私は悔やんでも悔やんでも悔やみきれず、今も泣いていました。

本当に親孝行な子です。戻ってきてくれて本当にありがと、Tea

 やっぱり少し老けたかな~。

Tea87



 つづきます(笑)。。。

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プロフィール

rino

Author:rino
船橋市在住

Tea♂=僕→主役
2000年2月生まれ
2012年6月虹の橋へ

Milk Tea♀=僕の妹
2013年7月保護犬として預かり
2013年9月家族となりました
2016年12月虹の橋へ

ねね→僕のお姉ちゃん
ばば→僕のばあちゃん
ママ=私→管理人

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